1000万、1億人に利用されるウェブサービスとは、どんなサービスだろう?
多くのイノベーションが、流行に敏感なアーリーアダプターによって発見され、拡大していくのは常であるし、先端的なユーザーに人気があること自体は非常に良い事だ。ここを欠いてはいけないのはもちろんだが、問題はそこから、そこから1000万人、1億人に届くものを作ろうという気持ちを忘れてしまわないようにしたい。
1000万、1億人に利用されるウェブサービスとは、どんなサービスだろう?
そんなことがわかれば、つくってみれば良いだろ、ということはあるのですが、つまり、わからないからできないし、やってみなければ、わからないというのはあるのですけど。
こういう問いを考えてみるというのは、自分にとって、有益だと思うので、簡単に考えてみます。
現状
結果論ですが、わたしが知っている範囲で、それだけのユーザ・利用者がいると思われるものは、
Yahoo
Amazon
ebay
Google
Wikipedia
(Skype)
YouTube
mixi
モバゲー
など、でしょう。
他にもっとあるように思いますが、とりあえず代表的なものはこんなところかと。
(Alexaなどを見ると良いのかもしれません。)
未来(の人)から考えてみる
仮にタイムマシンがあって、こういったサービスを、少し前にさかのぼって、つくることができたら、ユーザ数が多いウェブサービスをつくることができた可能性があるでしょう。
しかし、タイムマシンはないですから、逆に、頭の中で、未来に行ってみて、そのころに必要とされる、欲しいと思われるサービスを考えてみます。
(キャズム越えとかティッピングポイントとかは、とりあえずこの記事では考えません。)
で、頭の中で近未来に行ってみると、どうなるでしょうか?
インフラ WiMAX、第4世代携帯
人口 生まれたときから携帯がある世代が携帯を使う
団塊ジュニアは、40代前後
団塊世代は、70代前後
こういった状況にいる人たちが、必要とするモノ、サービスを考えると良いのではないでしょうか。
ユビキタスという言葉が、ぴったりな時代になっている可能性もあります。
だとすると、ウェブサービスということを意識しないで使うようなサービスを提供すると良いかもしれません。
意識させないようなサービスとも言えるでしょう。
それでは、どんなウェブサービスがあると良いのでしょうか?
いくつか思い浮かびました。
ですが、書きません。
たいしたものが思い浮かばなかったので(汗)。
でも、こういう考え方は、一つのやり方、発想法として良いな、ということが、実際にやってみてわかりました。
もっと、発想を豊かにする必要があるのでしょうし、何度か考えてみると、もっと良いものが出るかもしれません(し、出ないかもしれませんが)。
(近未来の状況予想も、もう少しいくつかのパターンを考える必要がありそうです。)
そして、現実問題としては、もちろん、アイデアが出たからと言って、作れるかどうかはまた別の話ですし、作れたからと言って、ヒットするか、キャズムを越えられるかは別ですが。